こんにちは! 吉富住宅テクノストラクチャー事業部、大里です。

明日は1月17日ですね。

1995年に発生した阪神淡路大震災から、ちょうど25年です。

今回はこのタイミングに合わせて、災害から考える家づくりのポイントについて考えてみたいと思います。

 

阪神淡路大震災

1995年(平成7年)1月17日に発生した阪神・淡路大震災では、6,434名もの方が犠牲になりました。

全壊した住宅は104,004戸、半壊が136,952戸、また火災によって全焼した住宅は7,035戸、半焼が89戸でした。

甚大な被害です。

そして、震災で亡くなった方々の死因として最も多かったのが圧死…。倒壊した建物の下敷きになって亡くなる方がとても多かったのです。

 

大切なのは地震・火災に強い、命を守る家づくり

近年では家づくりにおいて、デザイン性を最優先するような価値観も広まってきています。大きな窓がたくさんある明るいリビング、確かに魅力的ですよね。しかし、家づくりで大切なのは、窓・壁・柱の適切なバランスです。

本来、壁にして筋交いを入れ、強度を高めなくてはならないはずの場所に窓を設置して「明るいでしょう」「開放感があるでしょう」などと言って売り出している物件を見かけることもありますが、そういう家がいざ災害に見舞われた時、家族の命を守ることができるでしょうか?

快適さ、便利さ、見た目の良さなど、家に求められる要素はたくさんあります。しかし、災害という観点から考えれば、家づくりにおいて最も大切なのは、耐震性・耐火性であることは間違いありません。

弊社コラムでも何度もご紹介している通り、吉富住宅が建てる家はすべてテクノストラクチャーです。

テクノストラクチャーで建てられた家は、パナソニックが行った大規模な実験により、たとえ震度7の揺れを5回にわたって加えても、主要構造体に損傷・変形がないことが実証されています。
また吉富住宅では、省令準耐火認定住宅に認定されることも意識して、家づくりを行っています。自分で言うのもなんですが、ここまで災害対策を徹底してきっちり家を建てている工務店って、実は意外に少ないんですよ。

 

これからも、安心・安全、暮らすほどに良さを感じられる家づくりを

私たちが暮らす神戸にも、大きな被害をもたらした阪神・淡路大震災。あれから25年が経とうとしている今、改めて「きちんとした家づくり」を続けていくことの重要性を強く感じます。

吉富住宅は、これからも住む人が安心して暮らせる、安全で快適な家づくりに邁進していきます。