こんにちは! 吉富住宅テクノストラクチャー事業部、大里です。

家を買う時、土地代・建物代、仲介料(不動産会社を通した場合)などが必要なのは誰にでもわかることですが、その他にどんな費用が発生するのか、細かく把握されている方は、意外と少ないものです。

そこで今回は、住宅購入にかかる費用の中でも、あまり一般的に知られていない「ローン保証料」について解説してみたいと思います。

 

意外と知られていない住宅ローンの保証料

住宅ローンを組む時には、約2.2%(銀行によって多少異なります)の保証料が必要です。

例えば3500万円のローンを組むにあたっての保証料は77万円、5000万円のローンを組むにあたっての保証料は110万円(いずれも2.2%で計算)。

決して小さな額ではないので、ご存知なかった方は驚かれることも多い費用です。

 

住宅ローンの保証料は何のために支払うの?

「もし銀行に対して住宅ローンを支払えなくなったら?」

この保証料を支払うことで、そういう事態が起きた時、保証会社が代わりに銀行にローンの返済をしてくれます。

ですがもちろん、それで残りのローンが消えてなくなるわけではありません。返済先が銀行から保証会社に変わるだけです。

 

保証料が必要な銀行、不要な銀行がありますが、不要という場合でもほぼ同額の事務手数料が必要になることが多いので、結局出費はそれほど変わらないかもしれません。また、保証会社が不要という銀行では、審査が厳しくなることもあります。

保証料には、団体信用生命保険が含まれている場合もあります。

 

団体信用生命保険とは?

住宅ローンの返済には、長い年月がかかります。中には、返済中に病気や怪我などで、契約者が亡くなってしまったり、働けなくなってしまう状況に陥ることもあります。

そうなった時、保険会社から銀行に保険料が支払われ、住宅ローン残高が保証プランに応じてゼロになったり、減額されたりするのが団体信用生命保険です。

 

今後も随時お役立ち情報を発信予定

今回のローン保証料に関するお話、いかがでしたか?少しでも皆様の住宅購入のご参考になれば幸いです。

今後も、このコラムではお役立ち情報をどんどん発信していきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。