こんにちは!吉富住宅テクノストラクチャー事業部の大里です。

前回の記事では、テクノストラクチャーとは何か? テクノストラクチャーがいかに地震に強いか? という点についてご説明しました。

前回の記事「パナソニックの耐震住宅工法「テクノストラクチャー」とは?(前編)」
https://yoshitomi.club/blog/2019/06/06/パナソニックの耐震住宅工法「テクノストラクチ/ ‎

 

今回は、テクノストラクチャーが防ぐシロアリ被害、結露防止に関する技術についてご紹介していきます。

 

■時に家を倒壊させるほどの被害をもたらすシロアリ

シロアリ被害は、時に建物を倒壊させることもあるほど恐ろしいものです。また、シロアリ被害に遭っている家は、地震の際、倒壊のリスクが通常の4倍になるとも言われています。

そんな深刻なシロアリ被害を防ぐのが、テクノストラクチャー技術の「テクノ束」です。

一般的に住宅の床下を支える床束には木材が使用されますが、木材は湿気に弱く、腐食やシロアリ被害で建物の耐久性を大きく損なってしまうことがあります。

テクノストラクチャー工法では、この床束に鋼製の「テクノ束」を採用。床束の腐食やシロアリ被害から、大切な家を守ってくれます。

■腐食やカビの原因となる結露を防ぐ「通気構法」

近年、住宅の気密性が向上し快適になった反面、室内外の温度差による結露によって生じるカビや腐食が問題になっています。

腐食やカビもシロアリ同様、住宅の耐久性を損なう厄介な大敵。

テクノストラクチャーでは結露対策として、屋根裏から床下まで家中のあらゆる場所の通気に配慮し、結露が発生しにくい設計を施した「通気構法」を採用しています。

 

■住む人の命と未来を守るテクノストラクチャー

ここまでご紹介したとおり、テクノストラクチャーは災害から住む人を守り、シロアリや結露といった被害から家を守ることで、住む人の未来も守ってくれる工法です。

注文住宅をご検討の際は、ぜひこのテクノストラクチャーのことを思い出してくださいませ。