こんにちは! 吉富住宅テクノストラクチャー事業部、大里です。
明日で東日本大震災からちょうど9年ですね。3月11日は多くの方にとって、防災について改めて考える機会となる日です。家の耐震について考える方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は「地震に強い家とはどういうものか」についてご紹介したいと思います。
■本来あってしかるべき構造計算、しかし構造計算無しで建てられる家も結構ある
みなさまは「構造計算」ってご存じでしょうか?
構造計算とは、荷重や風、雪、地震といった負荷が建物にかかった時、その建物にどのような応力が掛かるのかを計算し、住宅の強度を確保するための作業です。
普通、家を建てるにあたって、その計算は不可欠なものだと思いますよね。しかし実は一般的な木造住宅には、構造計算なしで建てられている家が結構あるんです。その理由は「法律で義務付けられていないから」。
吉富住宅の建てる家はすべてテクノストラクチャーです。だから、もちろんしっかりと「構造計算」をした上で建てられています。しかしそうでない工務店さんなども結構あるようですので、これから家を建てようとお考えの方は、その家がきちんと構造計算された上で設計されたものかどうか、ご確認されることをお勧めします。
■耐震等級にも要注目!
家を建てる際は、構造計算がきちんと行われているかに加えて、耐震等級にも注目しましょう。
耐震等級とは、読んで字のごとくその建物の耐震性を等級で表したもので、数値が増えるほど耐震性も高くなります。
耐震等級が1の場合、その建物の耐震性は建築基準法に準じて建てられた一般的なレベル。耐震等級が2の場合、等級1の1.25倍の耐震性で、病院や学校など、通常は避難場所となる建物に適用されるレベル。そして、耐震等級が3の場合は、等級1の1.5倍の耐震性で、消防署や警察署といった災害時の要となる拠点のレベルです。
ちなみに、長期優良住宅の認定基準を満たすためには、最低でも耐震等級が2以上である必要があります。
■構造計算+耐震等級で安心・安全な家づくりを
今回の住宅の耐震性に関する話題、いかがでしたか?
吉富住宅の家づくりは、耐震性にもとことんとことんこだわった設計です。もしなにか疑問や不安に思われることがあれば、どうぞお気軽にご相談くださいませ。
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