こんにちは! 吉富住宅テクノストラクチャー事業部、大里です。

前回の記事では「軒のない家が最近流行っているけど、吉富住宅では流行っているからと言って特にそれをお客さまにオススメはしていません」というお話をご紹介しました。

今回は外壁のお話です。

 

■最近、外壁に無垢の木を貼ったり、良い風合いに塗装したりするのが流行っていますが…

吉富住宅では基本的に外壁はサイディング(パネル状のボードを貼り付ける仕上げ)を採用しています。メンテナンスが比較的低頻度で済み、劣化しにくく、通気性が良いからです。

 

しかし最近は、無垢の木を外壁に貼り付けたり、サイディングでは出せないお洒落な風合いの塗装で外壁を仕上げにしたりすることも流行っていますよね。外壁は家の印象を大きく左右する要素のひとつですから、よりお洒落に、より好みに近いものを、より安価に、と考えられるお客さまの気持ちもよく分かります。

ただ、天然木は外壁にしてもウッドデッキにしても、実はメンテナンスが結構大変だということをご存じでしょうか?(吉富住宅ではウッドデッキも基本的にはお手入れが楽ちんな樹脂のウッドデッキを採用しています)

 

塗装もそうです。こだわって仕上げた風合いを維持するためには、こまめな塗りなおしが欠かせませんし、きちんとメンテナンスを行わないと、外壁の劣化により雨水侵入したり雨漏りの原因になったりもします。

もちろん、小まめなメンテナンスを必要とする家が悪いわけではありません。家の手入れが好きな方にとっては、それをしている時間は幸せな時間です。

 

ただ、そうでない方にとっては、あまり高頻度でメンテナンスが必要な家づくりを「流行っているから」でお勧めするのもどうかな、と思うんですね。

外壁の工事は、足場を組んで行う大掛かりなもの。一般の人が趣味でやるにはハードルが高い作業ですし、費用もそれなりに掛かります。

 

■初期費用だけでなく、メンテナンスに掛かる費用も考慮に入れて

今回の外壁に関するお話、いかがでしたか?

家づくりの流行も、値段やデザインの面でメリットがあるからこそ流行するのでしょうが、家は数十年単位で暮らしていく場所です。

 

流行りや初期費用の安さだけでなく、メンテナンスに掛かる手間や費用についてもよく考える必要がありますよね。

家づくりの疑問・不安などがおありの際は、ぜひ吉富住宅にお問合せくださいませ。スタッフがしっかりご相談に応じます。